ロボットみたいに生きてる

それでも私は人間なのか

初ママ奮闘中!

32歳にして人生で初めての大きな大きな経験、そう出産をしました。
周りの友達にちらほら結婚し、子供のいる家庭もありましたが、まだまだ独身を謳歌している友達もたくさんいるので、子育ての大変さをなかなか感じることはありませんでした。
結婚して1年たち、そろそろいいタイミング化と思っていた矢先の、妊娠という嬉しいニュースに夫婦2人でとっても嬉しくて喜びを分かち合いました。
薬局で検査薬を買うことにドキドキしたり、一人でいる時間に検査薬を使って妊娠が分かり、どうやって旦那さんに報告しようか考えたり、今思い返しても楽しい思い出です。
もともとスノーボードが共通の趣味で、旦那さんと行こうと計画していましたが、妊娠が分かったことでこのシーズンは行くことを断念…
子供のことを思えば当たり前なんだけど、毎年冬が来てスノーボードへ行くことを楽しみにしていたので、ちょっぴり残念な気分にもなってました。
産まれて大きくなったら子供と一緒に雪山に行くのかなとか、雪遊びが好きな子になるのかなとか、色んなこと考えてましたね。
正社員で仕事もしていましたから、産休に入るまでは身体に気を付けつつ、何とか乗り切ろうと意気込んでいたものの…
頑張ろうと思いすぎていたのか、妊娠4ヶ月に入ったあたりに大きく体調を崩しました。私の仕事は、常に立ちっぱなしであっちにこっちに動き回ります。重いものを持ち上げたりすることもありました。
妊娠が分かった後はなるべくお腹に悪いことは避けてきましたが、緊急を要するときにはどうしても無理をして動いていました。
そんなことをしていたら急にお腹が痛くなってしまい、休憩室で横になることに。
早めに帰らせてもらったものの、次の日に少し出血をしてしまったので、急いで産院へ駆け込みました。
幸い子供は無事でしたが、先生には大変きつく怒られました。
もう私だけの身体ではないこと、私は一人の命をお腹に宿していること、私が無理をすれば子供の命にかかわるということ。今まで感じているつもりでしたが、これを機に改めて私はお腹の中の子を守り、この世に出てくるまでもこの世に出てきてからも守り続けなければ!と感じました。
最初はお腹も大きくないし、つわりもないので仕事を普通にしていましたが、その件があってから職場には相談して軽めの仕事にさせてもらいました。
そんなことを乗り越えたら、あとはとっても順調に進んでいき、無事に産休へ入ることが出来ました。
家から職場までが遠かったこともあり、貧血していた時なんかは本当にしんどくて心が折れることもありましたが、職場のスタッフにも旦那さんにも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
無事に産休を迎えたわけですが、色々ありまして妊娠8ヶ月にして引っ越しをすることになってしまいまして…
このころにはお腹も大きくなり、動くのも大変になってきた時期だったので、荷物の整理はなかなか進まず焦りも感じてしまい、本当に大変だったなと思います。
実家の母が手伝いにも来てくれて、何とか引っ越し当日を迎えました。
無事に新しいマンションへ引っ越し、その引っ越し後の片付けも終えたところで慌ただしく里帰りの準備…
産休に入った途端にやることに襲われて、毎日大変だったなと思います。
そんなこんなを乗り越えて里帰りしたら、もうのんびりするのみでした。実家の母の手料理は久しぶりですごくほっとしたし、毎日の家事も大変に感じていた時期なので心も身体も休ませてもらえて、とてもいい気持ちで出産に臨むことができました。
出産予定日が近づき、毎週の検診も楽しみながらいっていましたが、予定日の6日前に入院をして、産むことが決まりました。もう初めての大仕事にドキドキです。
無事に痛みに耐えて産めるか心配過ぎましたが、我が子は本当に親孝行な子でとっても安産でした。
元気な男の子が産まれて、私も旦那ももうメロメロになっている毎日です。可愛い我が子は本当に天使で、毎日見ていて飽きないです。
そんな天使も日によってはギャン泣き大魔王になり、なんで泣き止まないのかと、私が泣きたくなる日も多々あります。
それでも頑張れるのは、我が子の幸せそうに寝る姿や。可愛らしい笑顔。どんどん成長していることがわかり、その姿がどれも愛おしいからです。
まだまだ始まったばかりの育児に、本当に悪戦苦闘しているし慣れてないけど、子供とともに私もママになって日が浅いので、周りの力もかりながら楽しみつつ育児に取り組んでいきたいです。
多少泣いても、こうやってたくさん抱っこできるのは今しかない!
そう思うとギャン泣きも可愛いとすら思えるようになってきたのは、私なりの成長かなと思います。
こうやって少しずつ子供との時間に余裕ができるといいな。
たくさん写真も撮って、たくさん動画も撮って日々の思い出は胸に刻み、形にも残す。子供が大きくなったら一緒に見るのが楽しみです。
そんな日を思うと、本当に楽しみしかないです!